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今日の柴田淳紹介「君へ」
※新アルバム「親愛なる君へ」より

2007年04月30日

2006年度 呉地区合同公演

2007年 3月27日(呉市民会館)

「見栄っぱり家族(ファミリー)」 高場光春 作

参加校 : 市立呉高校・呉工業高校・清水ケ丘高校
posted by ゴルゴ40 at 18:17 | 広島 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 高校演劇呉地区合同公演の記録

失礼ながら

☆拙作の上演案内から

上演作品 山田病院危機一髪!(作:中島清志)
上演劇団 高知県立山田高校
上演会場 高知追手前高校 芸術文化ホール
上演日時 2007年5月3日
料金・開演時刻など 高知県高等学校演劇祭
13:50開演予定

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 失礼ながら、今後柴田淳さんのことを、「柴淳」「しばじゅん」などと呼ばせて頂きます。実はこれまで既にそういう風に書いてしまったこともあるのですが、正式の表明もないうちに筋の通らないことをしてしまった、と慚愧の念に耐えなく思っておるところであります。

 さて、思い返せば柴田淳さんのことを存じ上げたのはちょうど1か月前のことでありました。それまで「柴田」と言えば元巨人の柴田選手か、全詰連(全日本詰将棋連盟)の柴田さんしか、私には思い当たる人はなかったのでありますが、どちらも大変なオッサンであります。文字面からすれば、男か?という柴田淳さんを初めて見かけたのは、現在マイミクになってくださっている「たかはし」さんのブログでした。まあ、普段そういうものを見てもスルーするものでありますが、この紹介記事の中の「津田沼」という地名に私は反応してしまいました。

 「津田沼」に何かあるのか?とほとんどの方は思われるでありましょうが、このブログを見ている人の1〜2人くらいはわかるかも知れません。これは私がネットで公開している高校演劇用の脚本「夕陽のあたる教室」を上演して頂き、南関東大会3位で全国大会次点になった高校の名前なのです。この作品、珍しい1人芝居なのですが、津田沼高校さんはこの時部員が新入生1人だけで、ネットで探り当ててくださった顧問の先生からオファーを頂き、あれよあれよと言う間に関東大会まで上ってしまった。全国大会までは後一歩だったのですが、私としては自分の脚本が通用したことで非常に自信を持つことになる出来事でした。

 そんなわけで「津田沼」の文字を見たとき、何かピンとくるものを感じ、この白いドレスを着た「柴田淳」という女性歌手に興味を持って、youtubeで検索してみたところ、ルックスといい歌といい私のストライクゾーンど真ん中だったのです。さっそくこのブログや「ゴルゴ40の美人とわんことクイズの部屋」という美人を紹介するブログ(何じゃそりゃ)に取り上げました。

 そうしていると驚いたことに柴田淳さんご本人の公式サイトの4/6付日記で、このブログについて触れられるという光栄を頂きました。再掲載させて頂きますと

最近面白いサイトを見つけました。
まるでヤ○ザのようなルックスの、高校英語教師の方の愛妻ブログが最高です!
こんな面白い日記を書ける人だもの、きっと授業も楽しいんだろうな。いいなー。
ちなみに、私のファンになってくれているようです。
あははははは!!!超ウケル。


 しかし私はこのことをしばらく知らず、たしかマイミクの方から教えて頂いて初めて知るというていたらくでした。そもそも公式サイトの存在自体知りませんでしたから・・・

 その後3枚のアルバムを購入し、努力して「しば漬け」状態になっているのはご存じの通りでありますが、この度1か月経過を記念して正式に「柴淳」「しばじゅん」という呼称の使用を許可して頂きたいと思う次第であります。

 誰にお願いしているのかわからないところがミソでありますが。

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 みそぎがすんので、ここから普通に書く。

 「オールトの雲」こちらのブログのレビューは「透き通る月」。ピアノ弾き語りは、私のような趣味の男には反則である。

柴田淳 月夜の雨

 1曲ごとのレビューは明日から。「オールトの雲」と聴き比べて感じたことは、しばじゅんの声が変わったこと。私にはうまく表現できないが、「強さ」と「つやっぽさ」が格段に向上しているように思った。特にラストの2曲に、それを強く感じる。ちょっと手あかのついた表現をすれば、女盛りの30台になり、競走馬で言えば「本格化」したのではないか?やっぱ女は三十路からが最高だ。妄言多謝。

 それから「HIROMI」のショートムービーについて。歌の内容を忠実に生かして作ったような映画で、しばじゅんが相手に自分の想いを託した歌を届ける「恋唄屋」という役で登場するという趣向。結論から言えば、ファンのための販促映画であり、そういう意味ではうまく出来ていたが、それ以上のものではない。要するにしばじゅんファンなら見て楽しいけれども、一般公開出来るレベルではない。しばじゅんは(たぶん)素人っぽい演技をするという演出をつけられていたようだ。やっぱり唄ってる方がいい。

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 テキが朝起きてから、昨日の注目馬の騎手の誕生日を調べてくれという。面倒くさいので「んなもん、わかるか!」と言うと、じゃあ1番人気があるのはどれか?と昨日占った4頭の人気を聞いてくるので、「1番マツリダゴッホ」と答えると、じゃ、それに賭けとって、と5百円を渡して来た。おいおい、1ー7はどうなったんだ?と思ったが、結局1の単勝を買うことにした。私は昨日言った通りアイポッパーで勝負。

 テキは実家のお母さんと花見。誘われたが、さすがに断って場外馬券売場へと向かう。天皇賞馬券を買うとすぐにとんぼ帰り。A食堂で1人で昼食。今日は玄人っぽく「つゆそば」と「チャーハン」という組み合わせ。「つゆそば」と言うのは知る人ぞ知る人気メニュー(のはず)で、そばではなく和風の塩ラーメンだ。他のラーメンと違ってチャーシュー二枚が乗らないためか、100円安い。

 帰ってカープ戦を聞きながら、密かに買って帰った物を賞味しながら(「ゴルゴ40のC級コンビニグルメ」へどうぞ)天皇賞の発走を待っていたが、飲んだので寝てしまった。するとテキから電話が入り、「6番が入ったみたい」と言うのだが・・・

 結果はこちら。「新オケラ街道一直線

 夫婦揃って討ち死に。

別にいいんですけどね。

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 「シングルコレクション」1曲ずつレビュー。



 「柴田淳 シングルコレクション」

 ラスト「幻」。昼ドラとタイアップみたいだが、やや俗っぽい感じがする。よく言えばポピュラーか。

 
夜明けなど遠すぎる夜があるのなら
 どこまでも果てしない朝を探したいから


 しばじゅんクオリティーは少し純度を落とせば昼ドラとの相性バッチリだろう。男女のすれ違いを唄わせると実にうまい。

 
それは幻 それは陽炎だって
 お願い 微笑んでいて
 何も見てない 君は何も見ていない
 優しく囁いていて
 1人きり 生きてゆくから


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☆新作まだ手がつかないので、今度上演されるこれを掲載しておく。純度百パーセントのコメディー。と言うかバカ芝居。ついでに、作者名は私の本名。別に隠してるわけではなく、2006年以後の作品は「ゴルゴ40」で発表している、というだけ。
 なお詰将棋作家としては、時々「平西奈緒」「木村かすみ」というPNを使用している。どうでもいいですか?そうですか・・・

☆脚本連載第1回
 
山田病院危機一髪!  中島清志 作   

〔キャスト〕 ♂1人 ♀5人

♂ イッペイ    (山田病院医師)

♀ タジマミエ   (山田病院看護婦)

♀ ヤスコ     (イッペイの母)

♀ ヨシダトメ   (山田病院患者)

♀ ムトウマスミ  (女子高生)

♀ エルザ     (女子高生?)

     荘厳なクラシック音楽が大音量で流れる中、開幕。
     山田村唯一の病院である山田病院の診察室である。
     1本のサス明かりの中、白衣を着たイッペイとミエが座っている。
     イッペイは音楽に合わせて沈痛な面持ちを見せているが、ミエは何も考えてないような顔で、雑誌を読みながらボリボリ菓子を食べている。
     音楽ゆっくりFO。
     イッペイ、こぶしを握って力みながら重々しく口を開く。

イッペイ「21世紀。
     この新しい世紀に我々人類はいかに生きるべきか。
     見るが良い、この愚者たちの群れなす汚された地球を。
     開発の名のもとに母なる大地を切り刻み、己の利便のみを追求する事に汲々として恥じる事のない蛆虫どもよ!
     今こそ神々の鉄槌が下され地獄の業火にて焼き尽くされる時が来たのだ!
     ハッハッハッハッ(格調高く笑う)」

     再び大音量で荘厳なクラシックが流れるが、ゆっくりとFO。

イッペイ「こんな決めゼリフを聞きながら、ケツを掻くのではない!」

  ミエ「いいじゃん。
     痒いんだもん。」

イッペイ「この芝居は・・・
     ただの病院ものではないのだぞ。」

  ミエ「誰に言ってんの?」

イッペイ「『ナ−スのお仕事』のごとき通俗的芝居と思ったら大間違いだ。」

  ミエ「ちょっと、『ナ−スのお仕事』の悪口言わないでよ。
     私、あのドラマにあこがれてナ−スになったんだから。」

イッペイ「テレビドラマなどにあこがれて看護婦になってどうする。
     私が外科医になったきっかけは、あの名作『ブラックジャック』だ。」

  ミエ「マンガじゃない。」

イッペイ「手塚治虫大先生の悪口とは聞き捨てならないな。
     ところで、先程から菓子ばかり食べているようだが、それ以上太ってどうしようというのだ。」

  ミエ「観月ありさだって、いつも何か食べてるんだよ。
     ホラ、○○あげるから。」

イッペイ「遠慮しよう。
     観月ありさなら、考えるが。」

  ミエ「ブ−ッ。」

イッペイ「ともかく、笑わせてから最後はしんみり感動、はい、いいお話でした、などと言う通俗的な芝居ではないのだ。
     諸君、わかっているのか?」

  ミエ「だから誰に言ってるのよ?」

イッペイ「そこの諸君である。(客席最前列に座ったマスミとエルザを指さしている)。」

  ミエ「お客さんに向かって失礼よ。」

イッペイ「わかっているのに、無視するのは無礼であるぞ。
     そこの諸君も菓子を食べてばかりのようだが、そろそろ話してみてはどうだ。」

 マスミ「(口の中が菓子でいっぱいだ)おいしいね、これ。」

 エルザ「ねえ、何か私らだけ雰囲気変だよ。
     もの食ってる人いないし。」

 マスミ「映画が始まる前はお菓子食べるのがエチケットなの。」

 エルザ「でも、これ劇じゃなかった?」

 マスミ「しまった!
     自販機でジュ−スも買っとくんだったわ。」

 エルザ「何か場違いみたいな気がするんだけど。」

 マスミ「毒食わば皿までって言うでしょ。
     1時間くらい付き合いなよ。」

 エルザ「だってほら、客席ガラガラじゃん。」

イッペイ「てめえ、黙って言わせておけば!」

  ミエ「まあまあ、落ち着いて。
     せっかくクラシック調のしゃべりだったのに。」

イッペイ「いつまでもやってられっかよ!
     確かに、見渡す限り客はほとんどいね−ぞ。」

  ミエ「そんな弱気なセリフ言ってどうするのよ。
     これ上演する時は、場内超満員かも知れないでしょ。」

イッペイ「目の前をよく見てから言えよ。
     自慢じゃないが、呉地区の大会なんか審査員の年寄りと部員の親くらいしか見に来たためしがないんだからな。
     くそう!」

  ミエ「呉シネマだって、ポポロだって、いつもガラガラなんだから。」

イッペイ「そんなの気休めになるか!」

  ミエ「市民球場だってめったに1万人も入らないんだし、やっぱり野球は巨人。
     貧乏な地方都市に文化なんか根づかないのよ。
     ポ−トピアも潰れちゃったし。
     み−んな銀座デパ−トみたいになる運命なんだから。」

イッペイ「わかったよ。
     わかったからそんな虚しい事言うんじゃない。
     おい、お前らもそろそろ本番始めるぞ。」

 エルザ「ホントに出演するの?」

 マスミ「やる気満々のくせに。」

 エルザ「おっしゃ!
     ヒトでも食ってから、行くで!」

     マスミとエルザが舞台上に上がると、出演者全員出て来る。
     お気楽ム−ドの音楽(笑点のテ−マとか)が流れ、みんなで踊る。
     ワンフレ−ズ終わった所で

 エルザ「ちょっと!
     アンサンブルがてんでバラバラよ。」

イッペイ「お前ら出番はまだ後だろ。」

 エルザ「だって、私一番出番少ないんだもん。」

  ミエ「はいはい。
     いい子だから脇役は引っ込んでてね。」

 エルザ「後で覚えてろよ。」

     イッペイとミエを残してみんな袖に引っ込んで行く。

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posted by ゴルゴ40 at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 煩悩日記

2007年04月29日

(恐×)愛妻日記その53〜天皇賞を占う

☆拙作の上演案内から

上演作品 山田病院危機一髪!(作:中島清志)
上演劇団 高知県立山田高校
上演会場 高知追手前高校 芸術文化ホール
上演日時 2007年5月3日
料金・開演時刻など 高知県高等学校演劇祭
13:50開演予定


 「オールトの雲」こちらのブログのレビュー、今日は「星の余韻」。レビューが面白くなって来て、長文になって来た。気にいらない内容もあるかと思うが、読みとばしてもらえば結構。

柴田淳 月夜の雨

 今日はほぼずっと聴いていた。1曲ごとのレビューは後にして、アルバム全体を通しての感想。音楽的にはよくわからないんだけど、序〜中盤〜終盤ではっきり調子を変えて全体の構成を組み立てている印象。すでに知っていた「HIROMI」「花吹雪」「紅蓮の月」の3つのシングルカット曲がそれぞれのパートを象徴しているかと。
 「プロローグ」「青の時間」の序は、何が始まったのかちょっとビックリさせるようなカッコイイ始まり。「HIROMI」「涙ごはん」「月夜畑」と、いろんな傾向のバラエティー豊かさが意欲的。そしていかにもしばじゅんらしいゴージャスな王道ソング「花吹雪」、ジャズテイストの「真夜中のチョコレート」のムーディーな中盤の後、お遊び?ソング「つまおうじ」を挟んで、終盤の怒濤のしばじゅんクオリティーは圧巻。私はここでやられた。「人魚の声」「雨夜の月」「紅蓮の月」と切なくも破れるラブソングの流れが頂点に達し、名曲(とあえて言う)「君が思えば」で、恋に破れてさまよう魂を救済し、ラスト「私の物語」で、これから新たな未来に向かう自立した人間の強い意思を宣言する。こんな構成かと思ったが、いろんな新しい傾向を見せて今後の可能性の豊かさをうかがわせながら、全体としては切なく繊細、でも力強い「しばじゅん」ワールドが全開である。凄い。泣ける。

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 朝、テキはアニメを見た後寝直しに入り、私は10:30から「柴田淳の月と太陽」を聞いた。目覚まし時計の話をしていたけど、なぜかしゃべり声が妙に可愛らしいな、と気になって内容が入って来なかった。私個人の趣味では、テキもそうだが低音のハスキー系の女声の方が好きだ。

 さて、昼前に起き出して来たテキが、外出の支度をしながら「お昼食べとってね。」と言うので、「どっか行くん?」と聞いたら、「バカ。仕事よ。」と怒られた。へえ〜。休みだとばかり思っていた。まあ、短時間のパートらしいが。テキがいない間、カープ戦
を聞き、そして「懸賞詰将棋」の結果発表と新題の出題を行った。「詰将棋パラダイス中学校担当業務日誌」より、そのまま転載。

☆締め切りは5月11日ですが、目標解答者数に到達しない場合はさらに最大2週間をめどに延期します。今回の目標は、前回より1増で36名です。どんどん解答をお寄せください。

 なお、賞品は500円相当のものですが、不要という方はそのように付記して頂ければ抽選から外しますのでよろしくお願いします。また賞品発送が遅れることがありますが、必ずお届けしますのでご了承ください。

13手詰 ヒント「不思議な手順」

第24回懸賞詰将棋.gif

 解答送信フォーム←ここをクリックしてください。

 送信できない場合は、プロフィールに書いてあるアドレスまで送ってください。

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○途中経過

 解答者目標は36。現在10

【解答者】

・讃岐屋歌右衛門(13回目)

・DISABLED(13回目)

・谷本誠一(10回目)

・隅の老人A(18回目)

・N・イトウ(9回目)

・nono(7回目)

・ほの字(3回目)

・MN(18回目)

・池田和彦(9回目)

・ありたかずひろ(9回目)

・おゆきさん(1回目)

・稲葉上(24回目)



 ごらんのように、さっそく10名解答が集まった。今回は結構自信のある作で、感想も上々のようだ。自分の創作物を他人に鑑賞してもらって感想をもらうなんて、なかなかないことなので、賞品500円くらい安いものである。

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 さてカープは勝って、今シーズン初の連勝。(情けねえ)「がんばれ!カープ」を更新しておく。ついでに「ゴルゴ40の時代遅れコラム」「ゴルゴ40の美人とわんことクイズの部屋」「日本全国ネットで旅行」を更新。

 さて本題。夕方帰って来たテキが、明日の予定は?と聞くので、天皇賞を買いに行く、と言ったら、私のも買っておいてと言う。ちなみにテキは競馬のことはほとんど知らないが、頭に浮かんだので1−7を買って来て、と言う。枠番なのか馬番(ばばんだよ。うまばんとか、うまれん、という読みは誤った日本語だ)なのか聞いても仕方ないので、枠番連複で買おうかと思う。

 私は単勝複勝1本買い主義なのだが、今回はちょっと考えた。「男・藤田伸二」がそれなりの馬に乗ってれば目をつぶって買うんだけど、あいにく乗る馬がない。そこで一度狙った馬は来るまで買い続けるべし、という法則にのっとって、アイポッパーを買うつもり。かなり前に重賞で、男・藤田騎乗で買ったが外したのだ。今回の騎手は安藤克己なら文句なしだろう。

 テキが馬の名前と生年月日!を教えて、と言うので調べて教えたのだが、これで四柱推命か何かで占うんだと言う。ウソくせえ〜。その結果出たテキの推奨馬は@マツリダゴッホIトウショウナイトJマイソールサウンドOエリモエクスパイアの四頭である。物好きな方は参考に・・・しない方がいいよ。

別にいいんですけどね。

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 「シングルコレクション」1曲ずつレビュー。



 「柴田淳 シングルコレクション」

 10曲目「白い世界」。シングルジャケ写の白いドレスを着たしばじゅんが、ものすごくお嬢様に見える。それはどうでもいい。白い世界、というイメージでつむいだような曲世界だ。

 
消えていく空 消えていく街
 僕までも消えてゆくの?と
 震えている


 何ともイメージ先行で、いつものリアル恋愛ドロドロ系(失礼)とは対極の、美しい画像が目に浮かぶ。しかし、それは美しいが何もない、生きていない世界でもある。

 
なにもない白
 僕の足跡は
 一歩ずつの細い道を
 描き続ける


 その美しいが何もない生気のない世界で、たった1人生きていくイメージは何ともやりきれない。彼女がどんな思いでこの曲を書いたのか、僕にはわからない。しかしその謎めいた部分が魅力的でもある異色の作品だと思う。

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☆脚本連載第9回(最終回)

 蒼夜曲(セレナーデ)  中島清志 作      

〔キャスト〕♂2 ♀3

♂中野洋一・・・慶早大経済学部2年生

♀中野聡子・・・慶早大附属病院研修医  

♀島尾百合・・・慶早大文学部1年生  

♂吉田栄二・・・慶早大法学部2年生      

♀朝比奈恵・・・慶早大附属高校2年生
   
     シルエットの中に百合と聡子がいる。
     聡子、百合の点滴の袋をチェックしながら

聡子「百合ちゃん、痛みはどのくらい?
   指で5段階で教えてちょうだい・・・
   わかったわ、すぐに痛み止めを入れましょう。」

     聡子、点滴を操作すると、百合に近付き顔にマスクのような物を着けてやる。

聡子「百合ちゃん、よく頑張ったわね・・・
   だけど、もう我慢しなくていいのよ。
   もう頑張らなくていい。
   のどが乾いたらジュースを飲んで、痛くなったら痛み止めを入れればいいの。
   遠慮しないで、教えてね。」

     聡子去る。

     ベッド上の百合は左目を残して、顔のほとんどが覆い隠されている。
     百合の両目の視力はなく、しゃべる事も出来ない。
     百合は手の動きと筆談で洋一に意志を伝える。
     1人の男が花束を手に遠慮しがちに現れるが、近寄ろうとはしない。
     栄二である。

洋一「吉田君!」

栄二「今頃、何しに来たんだと思ってるだろう?」

洋一「吉田君、百合ちゃんを見てやってよ・・・
   お願いだよ・・・
   百合ちゃん!
   吉田君が来てくれたよ。
   君に会いに来てくれたんだよ・・・
   え?
   何か書いてくれるのかい?(筆記道具を百合に持たせる)」

     百合ゆっくりと何か書いている。
     栄二足がすくんで動けないが、百合の様子をじっと見ている。

洋一「あ・り・が・と・う・・・
   百合ちゃん!」

     そこまで書いた百合は筆記用具を取り落として意識不明の状態に

洋一「駄目だ・・・
   さっきまで意識があったのに・・・」

     栄二泣き崩れると、床を拳で殴って自分の不甲斐なさを嘆く。
     そこへ聡子急いで入ってくる。

聡子「吉田君!」

     聡子、栄二を抱きかかえるようにして部屋の外へ連れ出す。

聡子「彼、毎日病院に来ては花束を置いて帰ってたのよ。」

洋一「じゃ、じゃあ、どうして・・・」

聡子「百合ちゃんに会いに来なかったのかって?
   1つは、洋一、あんたに対する遠慮でしょうね。」

洋一「馬鹿な・・・
   百合ちゃんは最後までずっと吉田君のことが好きだったんだ。」

聡子「吉田君を責めちゃ駄目よ。
   彼真っ青になって今にも吐きそうだったわ。
   おじいさんのがんでよっぽどひどいショックを受けたんでしょうね。」

洋一「わかってます・・・
   聡子さん。
   さっきから百合ちゃんの意識が戻らないんですが。」

聡子「(百合を診察して)・・・眠っているだけよ。異常はないわ。」

洋一「そうですか。」

聡子「洋一。
   近いうちに、百合ちゃんの命が尽きる時が来る。
   ドクターの指示では、状況次第で心臓マッサージや酸素呼吸器によって延命を図るということよ。」

洋一「延命はしない筈だったんでは?」

聡子「研修医にそんなことを決める権限はないわ。」

洋一「百合ちゃん自身が延命しないでくれと言ってたじゃないですか。」 

聡子「医者の使命は患者を生かすことじゃないの?
   患者の意志だからって、延命しないのはそれに反することになるわ。」

洋一「聡子さん・・・」

聡子「抗ガン剤をやめたのも百合ちゃんの命を縮めたわ。
   私、今とんでもないことをしようとしているんじゃないかしら?」

洋一「ただいたずらに生きているだけでは、人間の尊厳を守ることにはならない。
   聡子さんがそう言ったんですよ。」

聡子「私、怖いのよ。
   今、足がふるえてるわ。
   本当の医者になって、こういう患者さんに出会った時、私適切な判断が下せるのかしら?」

洋一「医者が迷ったら、患者は誰に頼ったらいいんですか?」

聡子「だから、怖いんじゃないの・・・」

   15年後に戻る 

洋一「結局、延命はしなかったんですよね。」

聡子「ええ。
   彼女の意志はドクターにも伝えられてたし、私と洋一の意見も尊重してもらってね・・」

洋一「あれで良かったと思いますよ。」

聡子「患者の意志を尊重する医療を許してもらって、私医者になる決意を固めたわ。
   ドクターに無断でやって、後で大目玉くらったこともあったけどね。」

洋一「聡子さんらしい話ですね。」

     その時、男が料理と酒を盆に載せて入って来る。
     15年後の栄二である。

栄二「へいらっしゃい!」

洋一「吉田君じゃないか。」

栄二「洋一、どっかで人質にでもなってねえか、心配してたんだぞ。」

洋一「吉田君、そう言えば15年前ここの勘定をツケにしてなかったっけ?」

栄二「そんな事もあったな。
   だけど、いいよ。
   戦場カメラマンなんて儲かる仕事じゃないんだろう?」

洋一「よく知ってるね。」

栄二「うちの親父が、お前の親父のことよく知ってて、戦場カメラマンなんかなるもんじゃない、居酒屋の方がまだましだって言ってたからな。」

洋一「ははは。
   それは言えてるよ。」

栄二「俺、いろんな仕事やってみたけど・・・
   結局この店を継ぐことにしたんだ。」

洋一「なかなか似合ってるよ。」

栄二「よしてくれ・・・
   それとこの間結婚したばかりでな。」

聡子「それはおめでとうございます。」

洋一「おめでとう。
   年貢の納め時ってやつだね。」

栄二「お前もいい加減落ち着いて結婚しろよ。」

洋一「考えておくよ。」

栄二「それではごゆっくり。」

     栄二出て行く。

洋一「そうか、吉田君は結婚して店を継いだのか。」

聡子「私も結婚してるのよ。」

洋一「そうですか、やっぱり・・・」

聡子「もう10年前にね。
   子供だっているのよ。
   小学生の男の子が2人。
   これがもうやんちゃでね・・」

洋一「医者の仕事と両立するのは大変でしょう?」

聡子「ダンナに仕事やめて主夫やってもらってるから・・・
   洋一、すぐ出発するの?
   今晩うちに泊まっていかない?」

洋一「申し訳ありませんが、これから寝台で成田に行かないと。
   明日の便でアフガンの取材に出発するんです。」

聡子「へえ、ホントに世界中を飛び回ってるのね。」

洋一「はい。
   僕、百合ちゃんと約束したんです。
   百合ちゃんを連れて世界中を旅して、写真を撮って来るってね。」

聡子「そうか・・・
   今の洋一があるのは百合ちゃんのおかげってわけね。」

洋一「残された僕たちが頑張って生きなければ、百合ちゃんに顔向け出来ませんからね。」

聡子「私も、百合ちゃんから教えてもらったことを胸に、医者として頑張って行くわ。」

洋一「聡子さん。
   百合ちゃんのために乾杯しましょう。」

聡子「(乾杯しながら)洋一。
   気を付けてね。
   勝手に外国で死んだりしちゃ駄目よ。」

洋一「聡子さんも・・・
   お幸せに。」

     〜おしまい〜

☆心に負ったキズのせいで、愛する人に顔を合わせることが出来ず、床を殴って慟哭する吉田君。彼の情けなさは、一部では評判だった。いろんな人のアドバイスを入れて書いたラストだけど、キレイにまとめ過ぎで、ホントは余り好きじゃない。


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詰パラ見本差し上げます
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2007年04月28日

第24回懸賞詰将棋(4/28〜5/11)

☆締め切りは5月11日ですが、目標解答者数に到達しない場合はさらに最大2週間をめどに延期します。今回の目標は、前回より1増で36名です。どんどん解答をお寄せください。

 なお、賞品は500円相当のものですが、不要という方はそのように付記して頂ければ抽選から外しますのでよろしくお願いします。また賞品発送が遅れることがありますが、必ずお届けしますのでご了承ください。

13手詰 ヒント「不思議な手順」

第24回懸賞詰将棋.gif

 解答送信フォーム←ここをクリックしてください。

 送信できない場合は、プロフィールに書いてあるアドレスまで送ってください。

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○結果発表

 解答者目標は36。最終結果は41名でした。

【解答】3五飛・同玉・3六金・2四玉・2五金・1三玉・2四金・同玉・1三角・同玉・3六角・2四玉・2五金まで13手


☆詰パラ1997年6月号D級順位戦に出題ずみ。作品レベルを維持するため、過去に出題した作品が入るのはお許しください。打った金がすぐ邪魔駒になるという狙い。変化がないので解くのは簡単ですが、3六→2五→2四と、金を動かしすぐ捨ててしまうのが面白いと思います。
なお角の引き場所は3六以遠ならよく非限定です。

【正解者と短評】

・讃岐屋歌右衛門(13回目)ー初形で玉を13に移動させて詰めるような気がした。

・DISABLED(13回目)ー参った、巧すぎる。

・谷本誠一(10回目)ー7手目の金捨てが難しかった。上部脱出を押
さえるために打った▲36金が、味方の角の動きを狭めて邪魔駒と化しており、これを捨てる構想が見事。収束はこれまた手筋の、玉の退路からの捨駒という訳ですね。秀作です!

☆丁寧な評の上、ホメて頂いて光栄です。

・隅の老人A(18回目)ー何時になく難解で面白い狙い。解答者の1名増は拙いよ。

☆いえ、毎回1名増も楽ではないんです。(年間で25名も増える計算ですから)地道に増やしていこうと思っています。

・N・イトウ(9回目)ー2四金の一手にしびれました。最後の角は
4七以下に下がっても正解なんですかね。

☆はい、残念ながら非限定です。

・nono(7回目)ー邪魔駒になった3六金をすぐ捨てる手順も良いが、開き王手が3六限定(4七以遠だと3六香の移動合で逃れる)なのが素晴らしい。この手順が初手2四飛で成立していたら詰パラ本誌に載せていた?

☆残念ながらおっしゃられるような凄い作品ではないのですが、詰パラ本誌で出題ずみです。なお2四飛・同玉の局面からではこの手順は成立しません。

・ほの字(3回目)ー打った金がすぐ邪魔になるとは。

・MN(18回目)ーこれは確かに不思議、かつ鮮やかな手順。好作。

・池田和彦(9回目)ーこれは面白いです。金で抑えていかないと、どうしても大海に逃げられるが……とか思ってたら、打った金を消去すればよかったんですね。

・ありたかずひろ(9回目)ー34玉を24へ移動させて13角で仕上げる。7手目24金が発見出来るかが鍵ですね。

・おゆきさん(1回目!)ー押さえのはずの金が直ぐに邪魔になる不思
議な手順です。

・稲葉上(24回目!)ーうーん、不思議だ ・ ・ ・ 。

・ぶしゃさん(2回目)

・雉雉(7回目)ー玉の上部脱出を防ぐ要のはずの金が今度は
邪魔駒になるという面白さ。

・パウダースノー(14回目)

・西宮市の住人(4回目)ー玉を1マス動かすのに八手かかる。
だから、玉の早逃げ 八手の得 ……

・名越健将(7回目)ー柴田淳を知ったのは三年ほど前だったか、
「隣の部屋」がミュージックスクエアのエンディングテーマでした。昔はミッシェル、スライダーズにブランキー、いろいろあったなあ。

☆柴田淳「となりの部屋」

m-jun_shibata_single_collection_jp_2005_09_jrp.JPG

・SHOKICH(11回目)ー玉広く捕まりそうもなく諦めかけましたが初手3五飛を発見し後は楽でした。

・桃源郷(16回目)ー原図のまま玉を24へ寄せるパズル。上部を押さ
えた大事な金を,すぐに押し売りして捌き捨てる手順の妙に感心。

・kz(1回目!)ーいきなり13角だとダメなんですね。まんまとハマってしばし悩みました。

・hiro51(1回目!)ー24金が盲点。空き王手非限定が少し残念。

・遠藤謙二(1回目!)

・JM(6回目)ー2五金から2四金は実戦で出来たらかっこいいですね。

・凡骨生(5回目)ー打った金が邪魔になり捨てに行く手順面白い。

・コマン(16回目)ー2四金と捨て1三へ呼びもどす角打が上手い。

・スラゴ(15回目)ー24金から13角。ちょっとした感動でし
た。

・ひろとHT(1回目!)ーはじめまして。ミクシィから来ました。この詰め将棋は素晴らしい出来栄えですね。これからも楽しみにしています。

・真T(17回目)ー打った36金がすぐに邪魔駒になるとは!

・クレクレ星人(3回目)ー36金〜25金が邪魔駒になるとは不思議。

・hiroyohi(1回目!)ー1三角や2四金打の筋が見えるだけに単に
2四金と捨ててから、1三角という筋は確かに気づきにくい手順でした。

・松田圭市(13回目)ー初手から悩まされた、端玉の攻防が秀逸。

・井上貴裕(2回目)ー金捨てに気付くのに時間が掛かりました。

・tあじま(7回目)ー確かに不思議な手順な感じを受けました

・あれれれ(22回目)ーどこかで「1三角」があるのではと思いま
した。

・吉見翼(7回目)ー24金から13角が見事な手順。

・ニシムラコウタロー(7回目)ーこれは見事。

・たかはし(2回目)ー1三角が見えませんでした・・・。壁紙、アルバム『ため息』のジャケットでしょうか。いいですね〜。

☆そうみたいです。柴田淳「ため息」ジャケットの一部。

JunShibata4.jpg

・荒川貴道(24回目!)ー7手目の金捨てが印象に残ります。

・老花現象(24回目!)ー7手目24金が不思議といえば不思議。

・谷口翔太(24回目!)ー打った金が邪魔とは、妙。金の打ち場所を残す角引きも良い、好作。

・chucky(4回目)ー頭を抑えたはずの金が即邪魔になり、これ
がまたすんなり消去できるというからくり



【当選者】コマン続きを読む
posted by ゴルゴ40 at 15:21 | 広島 ???? | Comment(0) | TrackBack(1) | 懸賞詰将棋

(恐×)愛妻日記その52〜本気で泣いた。柴田淳「月夜の雨」

☆拙作の上演案内から

上演作品 山田病院危機一髪!(作:中島清志)
上演劇団 高知県立山田高校
上演会場 高知追手前高校 芸術文化ホール
上演日時 2007年5月3日
料金・開演時刻など 高知県高等学校演劇祭
13:50開演予定


 「オールトの雲」こちらのブログのレビュー、今日は「ほんのちょっと」。これを書き、掲示板の書き込みにかなり真剣な返答を書いた時点で、もう寝る時間になった。

 前回書いた郵便物はやはり柴田淳 月夜の雨

だった。初回限定版でショートムービー付き。帰り際に郵便局本局に寄って受け取って来た。

 今日も夜勤パートのテキより遅くなった。「最近遅いね。」と言うので「まじめに仕事しようるから。」「へえ、これまではまじめにしようらんかったん?」「ああ。」「何の仕事しようることやら。」うるさい奴だ。ここで口をつぐんだ。

 最近のデフォルトで、ヘッドフォンでしばじゅんを聴きながらネット将棋をやっていたら、帰宅時間が遅かったので計算を違えて食事時に新しい対局を始めてしまった。テキが寄って来て私のヘッドフォンを強奪しながら「音が大きいよ。難聴がひどくなるんじゃけん。」私は既に少しだけ難聴気味である。「まさか、将棋始めちょらんじゃろうね?」「いや・・・ごめん。」「もうすぐ出来るけんね!先に拝んで来んさい!」だんだん怒りが50%くらいになりつつあったので、大人しく仏壇に向かった。いつも仏壇に手を合わせお経を上げてから食事をとるのだ。

 食後「月夜の雨」をエンドレスで聴いていたら、何か飛んで来て私の頭を直撃した。スリッパだった。な、何すんねん!慌ててヘッドフォンを外すと、「もう!風呂わいたって言ようるのに!」怒りが80%くらいになっていたので、すぐに風呂に入った。スリッパはその後も1回飛んで来た。

 さすがにいつもこんなひどい旦那じゃない(はずだ)んだけど、それだけ「月夜の雨」に聴き入ってしまった。ブログを書く余裕もなくすくらいに。

 最近2階で1人寝ているのだが、そこにCDプレイヤーを持ち込み寝る前にも1度聴いて寝た。そして明け方の「青の時間」。何かちょっとヤバイかも、と予感しながら、もう何回目かの「月夜の雨」。歌詞にじっくり耳を傾けながら聴くと、「人魚の声」あたりでどうしようもなく目頭が熱くなり、まさか、と思いながら「紅蓮の月」で涙を拭いた。そしてたぶん名曲の、ラスト前「君が思えば」で本気に泣いてしまった。このシチュエーションで泣いてる中年男って、メチャクチャ絵にならんやん、と呆れながら。

 なんでこのアルバム、私の人生、とりわけテキと出会ってからの人生にシンクロして聴こえるんだろう?「君が思えば」の「僕は君が思えばそこにいる」という歌詞は余りにもシンクロ・・・とてもテキには聴かせられない。

 ラスト「私の物語」の、お互いに依存するのでなく強く生きていこうというベクトル。これも今の私とテキにピッタリだ。別々の方向を向いていても、死ぬまで結びつけてくれるものがあるから。依存するのでなくお互いをリスペクトして、癒やしていきたい。でも今の所、こちらが一方的に負担をかけているな・・・

 おもむろに下に降り、今パソコンに向かっている。隣の和室で寝ているテキも休みなので、昼頃まで寝ていることだろう。私も今日は引きこもって、詰パラの仕事をこなすつもり。あ、その前に「懸賞詰将棋」の更新があったな・・・
 
追記:現在7:30過ぎ。何とテキが起き出してテレビを見始めた。どうもアニメを見たいらしい。あんまり人前に出せない格好をしている。(お前が言うな)

私「おはよう。」
テ「おはよう。(半分寝ている)」
私「何見ようるん?」
テ「×××レボリューション。(よく聞こえない)」
私「早いね。」
テ「これ見たら、また寝る。」

タイトルを確認しようと近寄ったら「もう!うっとうしから、あっち行っとって!」と追っ払われた。アニメオタクにも困ったもんだ。

別にいいんですけどね。

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 「シングルコレクション」1曲ずつレビュー。



 「柴田淳 シングルコレクション」

 今日は書く気にならないので、お休み。な〜んだ。

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☆脚本連載第8回

 蒼夜曲(セレナーデ)  中島清志 作      

〔キャスト〕♂2 ♀3

♂中野洋一・・・慶早大経済学部2年生

♀中野聡子・・・慶早大附属病院研修医  

♀島尾百合・・・慶早大文学部1年生  

♂吉田栄二・・・慶早大法学部2年生      

♀朝比奈恵・・・慶早大附属高校2年生
   
百合「洋一さん・・・
   もういいですから、そんなに暗くならないでください・・・
   そうだ、昨日の続き聞かせてくれませんか。」

洋一「え、続きって?」

百合「ホラー特集ですよ。」

洋一「・・・わかった。
   それじゃ、行くよ。
   ホラー特集、第2弾。
   邪悪の十字架。」

百合「邪悪の十字架?」

洋一「そう。
   邪悪の十字架。」

     ホリが真っ赤な血色に染まり、照明COと同時に、キャーッという女の悲鳴

洋一「男は町の外れをよろよろと歩いていた。
   今にも倒れそうな不安定な足取り。
   血走った目で、目指すのは町外れの怪し気な金物屋。
   しかし、ようやくたどり着いたその店には、開店10時の看板が。
   男は呟く。
   『じゃ、開くの、十時か。』」

     照明元に戻る。

洋一「面白くなかった?」

百合「え?
   何だったんですか。」

洋一「だから、店が開いてなくて、10時開店だから、じゃ、あくの、じゅうじか。」

百合「じゃ、あくの、じゅうじか?
   じゃ、あくの・・・
   わかりました!
   うわあ、おもしろ―い!」

洋一「無理に面白がってくれなくてもいいんだけど。」

     花束を持った聡子入って来る。

洋一「ホラー特集、次のお題は・・・
   猿の惑星!」

聡子「洋一、又アホなネタ考えて来たの?
   はい、これ。(百合の顔の近くに置く)」

百合「とてもキレイ・・・
   いつも一体、誰からだろう?」

洋一「聡子さん、アホとは何ですか。
   せっかく百合ちゃんを楽しませようと日夜努力してるのに。」

聡子「アホはアホよ。
   じゃあ、アメリカの首都を言ってごらんなさい。」

洋一「ニューヨーク。」

聡子「ほらね。
   百合ちゃん、アホがうつるから、あまり取り合わない方がいいわよ。」

百合「あ、でも、洋一さんって、おかしいです。」

聡子「つまり、ネタはつまらないっていうことね。」

百合「そんな!
   一生懸命なのに悪いですよ、笑ってあげないと。」

洋一「うう・・・
   最後のこのネタは凄いから、聡子さんも聞いてください。」

聡子「はいはい。」

     ホリが不気味な濃緑色に変わり、照明COと同時に大量のサルがキーキー騒ぐ音が

洋一「猿の惑星。
   悪の科学者山下教授は、ついにヒトとサルの混合生物を作り出すことに成功した。
   今夜もまた、犠牲者となる若い女性とメスザルが1つのカプセルの中に閉じ込められた。
   その時鼻の曲がるような強烈な異臭に女性は涙を流して苦しんだ。
   サルがオナラをしたのだ。
   『サルのは、くせえ』猿の惑星!」

     照明元に戻ると 大きなオナラの音が数回連続で聞こえる。

聡子「洋一。
   いくらネタが下らないからって、人前でオナラされても笑えないんだけど。
   百合ちゃんの顔も引きつってるじゃない。」

洋一「あ、あの、僕じゃ・・・」

百合「・・・もう嫌です・・・
   私、もう嫌・・・」

洋一「百合ちゃん。」

百合「これで終わりにしてください。
   もう来ないで・・・」

洋一「どうして?」

百合「私、洋一さんのこと、好きです。
   だから・・・(間)・・・
   これ以上見られたくない。」

洋一「オナラなんか誰だってうっかり出てしまうことがあるさ。
   気にすることないよ」

百合「私、オナラもオシッコも、もう自分じゃ止められない。
   垂れ流しよ。
   右目が潰れて、今度は左目に来るわ。
   それに口の奥の方に嫌な感触がある。
   これって腫瘍が下りて来てるのよ。
   そうなったら、喉も潰れてしゃべれなくなるんでしょう?
   そうでしょ、聡子さん。」

聡子「残念だけど、そうなるかも知れないわね。」

百合「私、怖い。
   自分がどうなってしまうのか、怖いの。
   洋一さん、もうこれ以上見ないで。」

聡子「(洋一の肩に手を置いて)洋一。
   百合ちゃんの気持ちわかってあげて。」

洋一「(聡子の手を払いのけ)嫌だ。
   僕だって百合ちゃんのことが好きだ。」

百合「だったらお願い。
   私を、キレイだった時の思い出のままにして。」

洋一「キレイって何だ?
   見た目のこと?
   違うよ。
   たとえどんな外見でも、心で見れば、キレイに見えるんだよ。」

百合「口では何とでも言えるわ。
   洋一さん、恰好のいいこと言ってるけど、本当は私が可哀相なだけなんでしょ。
   だから、もう来ないでいいって言われて内心ホッとしてるんじゃないの?」

洋一「違うよ!」

百合「違わない。
   どうせあなたも栄二さんと同じなんでしょ!
   あんなに好きだったのに・・・
   私もう誰も信じられない!」

洋一「そうか・・・
   じゃ、信じてくれなくてもいい。
   今から僕の言うことを良く聞いてくれ。」

百合「もう、いいから、出てってよ。」

洋一「僕は中学の時に母さんを失った。
   母さんはちょうど今の君と同じような末期ガンで、腫瘍で顔が潰れ、目も見えず、口も利けず、耳も聞こえなくなっていった。」

聡子「洋一、やめなさい。
   百合ちゃんを怖がらせるだけじゃないの。」

洋一「やめないよ。
   聡子さんに言われても、もうやめるわけにはいかないんだ。」

聡子「洋一・・・」

洋一「顔中が腫瘍にやられて、最期には・・・
   だけど僕が真っ赤に腫れ上がったほっぺたにキスすると、母さんはニッコリと笑ってくれた・・・(間)・・・
   それは確かに僕の大好きだった、優しくてキレイな母さんだったよ。」

百合「それはお母さんだったからよ!」

洋一「そうかも知れない。
   血の繋がった母親だったから、そう思ったのかも知れない。
   だけど・・・(間)・・・
   僕は知っている。
   心で見れば、どんなひどい外見でもキレイに見えるんだ。」

百合「・・・信じていいの?
   洋一さんのこと・・・」

洋一「約束するよ。
   僕は絶対に君から目を反らしたりしない。
   母さんの最期に僕は立ち会うことが許されなかった。
   まだ中学生だった僕がショックを受けないように、僕がいない時に酸素呼吸器を外して母さんは殺されたんだ・・・(間)・・・
   僕はもう二度とあんな思いはしたくない。
   大切な人を、最期まで見守っていてあげたいんだ。」

百合「洋一さん・・・」

洋一「それに、君と車イスでデートする約束もしたじゃないか。
   目が見えなくなっても僕が押してあげれば一緒に動くことが出来る。
   そうだろう、百合ちゃん。」

百合「はい。」

☆実は1番苦労した「ホラー特集」。地区大会までは、もう1つ「蒼い血」というネタがあったが、時間オーバーの不安があったので県大会でカットした。

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詰パラ見本差し上げます
mixiに招待します
posted by ゴルゴ40 at 07:24 | Comment(4) | TrackBack(0) | (恐×)愛妻日記

2007年04月27日

出来の悪い娘を嫁に出す


 「オールトの雲」こちらのブログのレビュー、今日は「帰り道」。なかなか苦い歌詞だ。今日は12356と授業があったが、昼休憩はしっかりヘッドフォンで聴いたし、デフォルト定時の7時以降は誰もいないと思って部屋の中で流しながら仕事をした。

 それからこのアルバムの中で、コメントをもらった「変身」という曲。どこかで聞いたような話と思ったら、ほぼ同じ設定の脚本に思い当たった。「はりこのトラの穴」に掲載されている後藤雄一さんの「サンクチュアリサラダ」という男と女の2人芝居。男女逆にすればほぼ同じ設定で同じストーリーを語っているように思う。後藤さんも恋愛、特に失恋ものをよく手がけておられるので重なる部分があるのだろう。気になる方はご一読を。

 「HIROMI」について、わざわざ「こんなのあるよ」と教えてくださる方があったので、さっそくリンクを貼ってみる。http://blog.k-mix.co.jp/guest/archives/2007/01/post_242.html
はあ〜。最低ですか。そうですか。私はそんな事言ったことありませんよ。言われたことはありますけどね。この歌詞は友人の経験がもとだそうだけど、クリエーターは自分の体験だけで物を書いたりはしない。しばじゅんがそういう歌詞ばかり書いているからと言って、恋愛やら失恋やらの経験が豊富だとは言えないわけだ。いや、豊富なのかも知れないけどね。

 今日帰ったらいろいろ郵便物が。1つは郵便物からの配達通知。配達に伺いましたが、留守だったので・・・というやつ。テキが寄って来て「何?」と聞くので、「こっちあてだよ。」と答えたら、「ふうん。父さんの趣味の何か変なもの?」と言われた。違うよ!たぶん注文しておいた

だろう。まあ、趣味の物には違いないが、「変なもの」ではない。はずだ。「父さんの趣味の変なもの」じゃ、エロ本みたいだろうが。誰がそんなもん、宅配で注文するか!

 さて、今日のタイトル。ホントにそんな気分だ。「ゴルゴ40の高校演劇・脚本よもやま話」より。こんな硬派なブログも持ってたりするのだ。

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 正式のオファーがあったので、ここに上演案内を。

上演作品 山田病院危機一髪!(作:中島清志)
上演劇団 高知県立山田高校
上演会場 高知追手前高校 芸術文化ホール
上演日時 2007年5月3日
料金・開演時刻など 高知県高等学校演劇祭
13:50開演予定

☆私としては珍しい、お笑い百パーセントのコメディ作品。

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 とおっても失礼だけど、山田高校というので笑ってしまった。まさか、だから選んでくれたわけじゃないだろうけど、マジで、ホントにこれでいいんですか?と言いたくなるような作品だ。私は根が真面目なので、お笑いはまるで苦手なんである。で、今日届いた上演許可申請を見ると、何ともう上演1週間前を切っている。急いで上演許可書を送っておこう。公式の大会じゃないから著作権料は要求してない(公式大会なら5000円もらっている)けど、向こうから著作権料の替わりに上演ビデオやパンフレットを送ります、と言って来たのでありがたく頂戴する。さらに「はりこのトラの穴」維持のため任意でカンパをお願いしていたら、わざわざ郵便小為替で500円送ってくれたので、早速グッキーさん(「はりこのトラの穴」管理人)に送金しておいた。私なら知らん顔して500円玉入れて送るのに(よい子はマネしないように)律儀な人だ。
 ビデオが届くのが楽しみなような、恐いような・・・ちょっと気になったのは、基本的に台本は変えない方向で稽古してます、とあったこと。ローカルネタがかなりあるので、そこは変えた方がいいと思うんな。

別にいいんですけどね。

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 「シングルコレクション」1曲ずつレビュー。



 「柴田淳 シングルコレクション」

 9曲目「ちいさなぼくへ」。前にも書いたが、スケールの大きさの感じられる佳曲。サビの部分がとても雄大だ。

 
君の見てる空も未来も
 今は見えない
 僕が君の未来だなんて
 悲しくて 切なくて
 閉じたアルバム


 「君」は今は存在しない昔の自分。「僕」は現在の自分、という解釈でいいんだろうか。大きな夢を抱いて生きていた「君」なのに、現実の「僕」は本当にちっぽけなつまらない大人になってしまた。だけど「僕」だってこのまま朽ち果てるつもりはない。いつかかつての「君」が夢見たような立派な自分になってみせるんだ、という感じでかな。

 
君が見てる空も未来も
 嘘じゃないから
 君が僕に逢える日まで
 いつまでも心から
 生きていてほしい


 大人になっても夢に向かって行きたい、しばじゅんの生き様に重なる一曲のように思った。すんません、何だかエラそうで。

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☆脚本連載第7回

 蒼夜曲(セレナーデ)  中島清志 作      

〔キャスト〕♂2 ♀3

♂中野洋一・・・慶早大経済学部2年生

♀中野聡子・・・慶早大附属病院研修医  

♀島尾百合・・・慶早大文学部1年生  

♂吉田栄二・・・慶早大法学部2年生      

♀朝比奈恵・・・慶早大附属高校2年生

   
     洋一、大人用紙おむつの大きな袋と買い物袋を持って入って来る。

洋一「いやあ、ライブリーのSサイズが切れてて、大人用紙おむつって品揃え悪いから、探すのも一苦労だったよ・・・
   百合ちゃん!」

     洋一、百合の眼帯に気付き、あわてて荷物を置くと百合のベッドへ急ぐ。

洋一「どうしたの、その目?」

百合「洋一さん、朝から右目がほとんど見えなくなりました。
   そのうち左目も・・・」

洋一「腫瘍が・・・(間)・・・
   目に来てるんだね。」

百合「あまり見ないでください・・・
   それよりお父さんの写真集持って来てくれました?」

洋一「ああ。
   (荷物の中から写真集を持って来る)これだよ。」

百合「(写真集をパラパラとめくりながら)へえ・・・
   凄い写真がいっぱい・・・」

洋一「戦争の写真だからね。」

百合「あ、これ・・・」

洋一「この写真、いいだろう?
   僕もこの写真を見て、父さんみたいなカメラマンになりたいと思うようになったんだ。」

百合「この女の子、死んでるんですか?」

洋一「周りに死体と人の骨が散らばってるから、死んで捨てられてるってことだよね。」

百合「でも、まるで生きてるみたい。
   目がキレイ・・・」

洋一「父さん、死体の山の中から、まだ腐敗してなくてハゲタカやハイエナに喰われていないこの女の子を捜し出して写真を撮影したと思うんだ。
   僕は、この死体置場みたいな所で一生懸命仕事をしている父さんを想像して、素直に凄いなって感動したんだ。」

百合「お父さんって、どういう人だったんですか?」

洋一「覚えてないんだ。
   僕がまだ小さい時にどこか外国で地雷を踏んで死んだらしい。」

百合「立派な人なんですね、ヨウイチさんのお父さんって。」

洋一「いや、母さんに言わせればロクでもない父親だって。
   家族を放っておいてから世界中を飛び回って滅多に帰って来ないし、最後は自分だけ先に死んでしまったって。
   だから母さんは、父さんのような仕事だけはしちゃいけないって、いつも言ってたよ。」

百合「じゃあ、洋一さんがお父さんのような戦場カメラマンになりたいってことは・・・」

洋一「そう思うようになったのは、母さんが入院した頃だった。
   心配かけられないし、母さんには一言もそんなことを言ったことはないよ。」

百合「洋一さんって凄い怖がりなのに、戦場カメラマンになって大丈夫なんですか?」

洋一「映画やマンガと現実は違うよ。
   現実のものなら、僕はどんなグロテスクな物でも目を反らしたりはしない。
   しっかりこの目で見てそれを写真に撮りたいと思うんだ。」

百合「さっきの死体なんかも大丈夫ですか?
   ウジ虫がわいてましたよ。」

洋一「ウジ虫はやっぱり苦手だけど、それでも現実の物はどんなにグロテスクで悲惨に見えても、その中に『美しい』と思える何かがあるんだよ。
   父さんの写真は全部そういう写真だし、カメラを通してそれを伝えるのが戦場カメラマンの仕事だと思うんだ。」

百合「へえ、凄いですね。
   洋一さんって、そんな立派な志を持ってるんですね。」

洋一「カッコいいこと言ったけど、本当はカメラマンになれるかどうかさえ、わからないよ。
   僕って、夢を行動に移す実行力や自信のないウジウジした人間だから。
   まして世界中を飛び回る戦場カメラマンなんて・・・」

百合「なってください。
   そして世界中を撮影して歩いてください。」

洋一「そんな勇気があればなあ・・・」

百合「大丈夫ですよ。
   私応援してますから。」

洋一「百合ちゃん、ありがとう。
   だけど・・・」

百合「これは私からのお願いです。
   私、まだ1度も外国に行ったことがないんです。
   だから私の替わりに世界中を見て来てください。」

洋一「百合ちゃんの替わりにかい?」

百合「外国旅行どころか・・・(間)・・・
   私もうすぐ両目が見えなくなると思うんです。」     

洋一「百合ちゃん・・・」

百合「だから、私、洋一さんの目になりたい。
   私が死んだら、私の目を連れて私が行ったこともないいろんな所に行って、私の目に見せてください。
   私、あなたの目になりたいんです。」

洋一「・・・わかったよ。」

百合「だから、夢を諦めないでください。」

洋一「そうだよね。
   百合ちゃんがこんなに応援してくれているのに、僕の方が頑張らないなんて・・・
   あり得ないよね。」

百合「約束してくれますか?」

洋一「わかった、約束するよ。
   僕、必ず、君の目を連れて世界中を旅して写真を撮ってくるよ。
   本当にありがとう、百合ちゃん。」

百合「そんな改まってありがとうだなんて、恥ずかしいじゃないですか。」

洋一「いや、何だか目を覚まされたみたいな気がするよ。」

     百合、激しくせき込む。

洋一「百合ちゃん!
   看護婦を呼ぼうか?」

百合「待ってください・・・
   大丈夫ですから。」

洋一「いや、でも・・・」

百合「洋一さん。
   私死ぬまでにやってみたいことがあるんです。
   洋一さんにお願いしてもいいですか。」

洋一「もちろん、僕に出来ることなら、何でも協力してあげるよ。」  

百合「1つは聡子さんに言って欲しいんですけど。」

洋一「直接言えないこと?」

百合「せっかく精一杯治療してくれているのに申し訳ないんですけど、抗ガン剤の治療をもうやめて欲しいと伝えてください。」

洋一「え、そんなことしたら・・・」

百合「はい。
   今抑えられてるガンの進行が早まって、死ぬのも早くなると思います。」

洋一「じゃ、どうして・・・」

百合「抗ガン剤を使うと白血球が減るから、私この部屋を出られません。
   車イスでいいからもう1度外へ出てみたいんです。
   洋一さん、車イスを押してくれませんか?」

洋一「わかったよ。
   百合ちゃんがそれを望むんなら。」

百合「お願いします。
   そして調子が良かったら、病院の外へも連れていってくれませんか、洋一さんと一緒に。」

洋一「それって・・・
   デートのお誘いなのかな?」

百合「末期ガンの女の子とデートなんて、嫌ですか?」

洋一「とんでもない、喜んで。」

     百合再びせき込む。

洋一「百合ちゃん!」

百合「待って!・・・
   もう一つお願いがあるんです。」

洋一「何でもいいよ、言ってみて。」

百合「・・・(間)・・・やっぱり、いいです。」

洋一「どうしたの?
   遠慮しなくていいんだよ。」

百合「洋一さんにお願いしても仕方ないことですから。」

洋一「どうして?
   言ってみなくちゃわからないだろう。」

     間

百合「じゃあ、聞くだけでいいですから、聞いてくれますか?」

洋一「そんなに言いにくいことなの?」

百合「・・・はい。
   でも、言います。
   栄二さんに会って話をしたいんです。」

洋一「吉田君に?」

百合「栄二さん、どうして私に会いに来てくれないんですか?
   洋一さん、何か知りませんか?」

洋一「・・・いや、何も知らないよ。」

百合「私、栄二さんのこと好きでした・・・(間)・・・
   いえ、今でもたぶん・・・」

洋一「百合ちゃん。」

百合「私、病院を退院してから、誰とも仲良く出来ませんでした。
   高校の時は、みんな私の病気のこと知ってたから、変に気を使ってくれて・・・
   そんなのって、本当の友達じゃないですよね。」

洋一「そんな考え方は、悲し過ぎるよ。」

百合「・・・やっぱり私の気持ちなんか、誰にも分かってもらえませんね。」

洋一「ごめん。
   もう余計なことは言わないから。」

百合「大学に入って、知らない人ばかりになって、栄二さんが初めて私に声を掛けてくれました。
   男の人と付き合ったことなんかなかったし、私すぐに栄二さんのことが好きになりました。
   この人ならと思って、病気のことも言ってしまったんです。」

洋一「百合ちゃんは間違っていないよ。
   吉田君はいいやつだ。」

百合「じゃあ、どうして会いに来てくれないんですか!」

     間

百合「やっぱり、もうすぐ死んじゃう末期ガンの女の子なんかと、付き合ってくれる男の人、いるわけないですよね・・・(泣く)・・・
   もう一度、栄二さんと会いたい・・・」

洋一「百合ちゃん、そんなに吉田君のこと・・・」

     間

百合「つまらない話を聞いてくれて、ありがとうございました。」

洋一「ごめん・・・
   僕には、何も出来ない。」

☆実話+石原哲也先生の「チェンジザワールド」の影響大。

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詰パラ見本差し上げます
mixiに招待します
posted by ゴルゴ40 at 01:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 煩悩日記

2007年04月26日

拙作「山田病院危機一髪!」上演案内

 正式のオファーがあったので、ここに上演案内を。

上演作品 山田病院危機一髪!(作:中島清志)
上演劇団 高知県立山田高校
上演会場 高知追手前高校 芸術文化ホール
上演日時 2007年5月3日
料金・開演時刻など 高知県高等学校演劇祭
13:50開演予定

☆私としては珍しい、お笑い百パーセントのコメディ作品。
posted by ゴルゴ40 at 23:54 | 広島 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | ネット脚本家のひとりごと