2009年04月23日

2009年4月22日「レッドクリフ Part U」

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☆パートTに続き「夫婦の日」での夫婦割引鑑賞である。

 場内を見回すと、中高年カップルが目立ち、

 禿頭がやたら目についた。

 頭髪とヨメの見てくれだけは「勝ったな」とレベルの低い事を

 考えながら映画を鑑賞した。

 

アジア映画としては歴代最高の大ヒットを記録した、『レッドクリフ Part I』の続編となる歴史スペクタクル。『レッドクリフ Part I』から連なる赤壁の戦いもクライマックスに突入し、孫権軍と劉備軍との連合軍が曹操の大軍に立ち向かう様をダイナミックに描く。監督やキャストは『レッドクリフ Part I』と同じく、ジョン・ウーにトニー・レオン、金城武などのアジアの大スターたち。85万人にのぼる両軍兵士たちのアクションはもちろんのこと、偉大な英雄たちが繰り広げる感動的なドラマを楽しみたい。(シネマトゥデイ)

レッドクリフ21.jpg

あらすじ: 西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明(金城武)の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備連合軍だったが、食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた。そこに曹操軍の2000隻の戦艦と80万の兵士が逆襲。司令官の周瑜(トニー・レオン)と孔明が作戦を仕掛けようとする中、周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)がある行動に出る。(シネマトゥデイ)

レッドクリフ22.jpg

(情報元:ヤフー映画」)



 今回はテキが私に気を使い、三国志好きの私と

 PARTTに引き続きPARTUを観に行くこととなった。

 巷には原作の三国志との相違をあげつらい、

 この映画を貶める輩もいると聞くが、何と了見の狭い事か。

 それなら明かに史実と異なり、後生の者達が劇的に創作した

「三国志演義」そのものはどう考えるのか。 

 あり得ない豪傑達の活躍や軍師の計略、為政者達の権謀術数を

 楽しむと言うのなら、少なくとも「三国志演義」と異なるから

 と言って、映画の価値を低くみなすのは間違いであろう。

レッドクリフ23.jpg

 さて例によって一緒に観たテキの感想は、

 孔明さんが計略で矢を集める所が面白かったね、との事。

 彼女はもともと孔明ファンなのである。

 三国志ファンとしては標準的な立場だろうか。

 がしかし、この映画の主役は間違いなく周瑜であり、

 彼と孔明との男の友情、彼と傾国の美女である妻小喬との愛情が

 この映画の基調である。

レッドクリフ24.jpg

 確かに赤壁の戦いは呉軍の本拠地を襲撃して来た曹操の大軍を

 呉の軍師周瑜と同名国である劉備軍の軍師孔明が共同して

 撃退するストーリーなので、周瑜が主役であってもおかしくは

 ないのだが、三国志全体ではさほどスポットの当たらない呉の

 軍師であるだけに、観る側からすると新鮮な切り口に思われた。

 もっとも三国志自体を知らない人はそんな事は思わないだろうが。
 
レッドクリフ25.jpg

 三国志のコアなファンにこの映画のアンチがいらっしゃるのは、

 あるいは孔明以外完全に脇役として劉備軍を描いている事への

 反発なのではないかと邪推したくなる。

 さて映画の前半は、赤壁の戦いのクライマックスに至る準備段階で

 周瑜は曹操軍に投降して水軍の中心となっている蔡瑁と張允を除くこ

 と、そして孔明は不足している矢10万本を調達すること、と言う

 難題を知謀によって達成する所を主に描いている。

 互いに達成出来なければ軍律に従い処刑される、

 と言う厳しい条件下で遂行される知略には見所がある。

レッドクリフ26.jpg

 そして、その事前準備によってなだれ込む後半の

 クライマックスは迫力満点の船上の火攻合戦である。

 ここは活字で読むと正直悲惨さだけが伝わって来るのだけれど、

 映像化されると本当に圧巻で、これだけでも観る価値がある。

 そして、私のイチオシは、身一つで曹操軍に乗り込み、 

 貞操を奪われる危機にさらされながら曹操を惑わして、

 国を守った絶世の美女小喬を、危機一髪で救出する周瑜の

 ドラマチックなシーン。

レッドクリフ27.jpg

 こんなものを演出過剰、あり得ない、史実と違う、などと言うのは

 ヤボと言うに尽きるだろう。

 PARTTでも書いたが、その美女っぷりで小喬が

 映画自体も救った感がある。

レッドクリフ28.jpg

 たぶん誰も書かないと思うので書くが、

 曹操軍営で、壮絶な火攻めにより大量殺人が行われている惨状を

 見て、小喬が流す涙。あれがこの映画のベストショットと思った。

 どうも女好きの感想で申し訳ありません。

 さて、その他にもとにかく見所が詰め込まれた映画で、

 B級エンタテイメントとしては最高である。

 例えば、孫権の妹で男に扮して曹操軍にスパイとして紛れ込んだ

 尚香と、愚鈍だが蹴鞠での活躍で出世した男との「友情」と別れ。

レッドクリフ29.jpg

 恐らく映画の構成バランスとしたら、周瑜と孔明との男の友情か、

 周瑜と妻小喬との夫婦愛かどちらかに焦点を絞って、

 やや安っぽい他の人間ドラマみたいなものは排除すべきである。

 又そこまで言わなくても、ドラマの深み、人間の描き方は物足らない

 と言わざるを得ない。そこがB級、と評する所以である。

 又、前作同様、白兵戦の戦闘シーンの迫力は素晴らしいのだが、

 ハッキリ言って敵味方入り乱れて、どういう戦況なのやら、

 誰が味方で誰が敵なのやら非常にわかりにくい。

 しかしそうした欠点に目をつむり、純粋にエンタテーメントとして

 見ればこれほど見所の多い映画もない。

 ぜひとも映画館の大スクリーンでその迫力を楽しむべき映画だと

 総括しておこう。



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posted by ゴルゴ40 at 18:12| 広島 ☁ | TrackBack(1) | シネマレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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