
☆カープは4月17日中日三連戦の2戦目。谷間気味の先発長谷川が早々とノックアウトされ、4回までに6点差を付けられる完敗ムード。ところが、ここから驚異的な粘りを発揮し追い上げて同点に追い付き、9回裏に廣瀬のサヨナラ打で2試合連続のサヨナラ勝ちを収めた。
○コイ連日のサヨナラ 広瀬、意地の殊勲打
広島―中日5回戦(広島3勝2敗、14時、マツダスタジアム、23681人)
中 日220300000 ―7
広 島100230011x―8
▽勝 高橋9試合3勝
▽敗 高橋10試合3勝1敗
▽本塁打 森野4号(2)(長谷川)5号(3)(青木勇)梵2号(1)(バルデス)
●…広島が2試合連続のサヨナラ勝ち。九回2死二、三塁で広瀬が中前打を放って試合を決めた。6―7の八回に赤松の右越え三塁打で追い付いた。5番手の高橋が3勝目。中日は中継ぎ投手が踏ん張れず、6点リードで逃げ切れなかった。
○高橋またドラマ呼ぶ 九回抑えチームトップの3勝目
☆対戦カード一巡目の惨状が信じられないような、カープの好調である。この試合などさすがに駄目だろうと言う6点差をはね返しての逆転勝ちだ。
この好調の理由を考えると、野村監督が一巡目は辛抱して使っていた選手の柔軟な起用を始めたことにたどり着くように思う。典型的なのは、外国人の見切り。そしてサードにコンバートした栗原をファーストに戻して、サードに小窪の起用。天谷の離脱と言う痛手のあった外野は、末永と廣瀬で十分にカバーしている。野手陣の「純国産化」は見事に機能していると思う。
投手陣の厳しい状況は続いているが、ストッパーを永川からシュルツに替え、篠田をリリーフに回す柔軟な起用で、なんとか乗り切っているのは立派だと思う。
そしてやや出来過ぎの感もあるが、高橋、前田智と、復活した投打のベテランが切り札的に活躍していて、ファンにとっても非常に嬉しい状況だと思う。
まだ借金が3もあり、そうそう連勝が続くとも考え辛いが、心配していた早期ペナントレース離脱は何とか免れようとしている。離脱している先発投手が戻って来るまでは、なるべく僅差で他チームに食らい付いておいて欲しいものだ。
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